【徹底解説】自閉スペクトラム症の対人関係「4つのタイプ」|あなたはどれ?

女性の発達障害を知る

人との距離感がつかめない

普通に会話してるのに、なぜか避けられちゃう

そんな悩みを抱えている人は多いと思います。

ASDには、人との関わり方に特徴がありますが、その現れ方は人によってまったく違います。

この記事では、ASDの中でも特に対人関係の傾向に注目した「4つのタイプ」について、詳しく解説します。

あなた自身を理解するヒントになれば嬉しいです。

この記事を書いた人
彩音

・ASD×ADHD(精神2級)(ASD寄り)
・双極性障害Ⅱ型
・公務員→障害者雇用→一般雇用→障害者雇用(現在)
・転職エージェント経由で完全在宅の転職に成功
・就労移行支援の利用も2回経験あり
・発達障害でも無理なく働くヒントを発信中。

ASDとは?特徴をおさらい

自閉スペクトラム症(ASD)は、発達障害のひとつで、生まれつき脳の働きに偏りがあることによって、以下のような特徴が現れやすいとされています。

  • 対人関係や社会性の難しさ
  • 暗黙のルールや空気を読むことが苦手
  • 強いこだわりや感覚の偏り
  • 環境の変化に対する不安や混乱

以前は「自閉症」「アスペルガー症候群」などと分かれていましたが、現在では診断名として「自閉スペクトラム症(ASD)」に一本化されています。

ASDは“スペクトラム”という名前の通り、症状の現れ方は本当にさまざま。

特に、人との関わり方(対人関係)には、4つのタイプに分類されることがあります。

自閉スペクトラム症の「対人関係」4タイプとは?

① 孤立型:人に関心が薄く、一人でいることを好むタイプ

このタイプの方は、他者に対する関心があまりなく、自分の世界で過ごすことに心地よさを感じる傾向があります。

孤立型の特徴

  • 一人でいる時間が好き、むしろ落ち着く
  • 周囲の人や集団行動にあまり興味を持たない
  • 自分から話しかけることは少なく、視線が合いにくい
  • 必要最低限の会話で済ませたいと感じることが多い

孤立型の困りごと

  • 周囲から「冷たい」「無関心」と誤解されやすい
  • 職場や学校での“雑談”や“協調性”を求められる場面がつらい

孤立型の人が生きやすくなるヒントはこちらの記事にまとめています。

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②受動型:自分から関わらないけれど、誘われたら応じるタイプ

一見おとなしく、トラブルが少ないように見えるこのタイプ。
でも実は、「自分の意思を伝えるのが苦手」という悩みを抱えていることが多いです。

受動型の特徴

  • 自分から人に話しかけたり、行動を起こすことが少ない
  • 相手に言われたことには、基本的に従う
  • 断るのが苦手で、頼まれごとを引き受けがち
  • 意見を聞かれても、「なんでもいい」と答えてしまうことが多い

受動型の困りごと

  • 無理なお願いも断れず、ストレスをため込みやすい
  • 自分の気持ちを出せずに、爆発してしまうこともある
  • 「優しいけど、何を考えているかわからない」と言われやすい

受動型の人が生きやすくなるヒントはこちらの記事にまとめています。

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③ 積極奇異型:人との距離感が独特なタイプ

このタイプは、人との関わりに前向きだけど、独特なスタイルを持っているのが特徴です。

積極奇異型の特徴

  • 初対面でもぐいぐい話しかける
  • 相手との距離感(物理的・心理的)をつかむのが苦手
  • プライベートな話題に踏み込みすぎてしまう
  • 一方的に話し続けたり、同じ話を繰り返すことがある

積極奇異型の困りごと

  • 「なれなれしい」「空気が読めない」と思われることがある
  • 相手に戸惑われたり、関係が長続きしにくいことも
  • 自分では「うまく話せた」と思っても、相手はそう感じていない場合がある

積極奇異型の人が生きやすくなるヒントはこちらの記事でまとめています。

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④ 尊大型:論理的だけど高圧的に見られやすいタイプ

知識や論理力に長けている反面、相手の気持ちへの配慮が苦手な傾向があるタイプです。

尊大型の特徴

  • 自分の考えをしっかり主張できる
  • 論理的な思考が得意で、学力も高い傾向
  • その一方で、他者に対して厳しい物言いをしてしまいやすい
  • 指摘がストレートすぎて、相手を傷つけてしまうことも

尊大型の困りごと

  • 「上から目線」「偉そう」と思われることがある
  • 自分では正しく伝えたつもりでも、周囲と衝突しやすい
  • 人の感情や背景に寄り添うのが難しいと感じる

尊大型の人が生きやすくなるヒントはこちらの記事でまとめています。

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対人関係の困りごと、どう対処する?

1. まずは「自分のタイプ」を知ることから

どのタイプにも正解・不正解はありません。

でも、「自分はどういう傾向があるのか」を知ることは、とても大切です。

このように、自己理解が第一歩になります。

2. 支援や工夫も活用してみて

  • チャットでのやり取り:口頭よりも落ち着いて対応できる人にはおすすめ
  • SST(ソーシャルスキルトレーニング):実践的にコミュニケーションを学べる支援
  • 認知行動療法:対人関係への考え方や反応のクセを見直すアプローチ

たとえば、「話を終わらせたいけどどう言えばいいか分からない」人には、「ちょっと次の予定があるからまたね!」などの“やんわり切り上げフレーズ”を練習するのも一つの方法です。

おわりに|自分の「関わり方」を知ることで、もっと生きやすくなる

ASDの対人関係の特徴は、本当に多様です。

「同じ診断名でも、こんなに違うの!?」と驚くこともあるかもしれません。

でもだからこそ、自分や相手の“傾向”を知っておくことが、とても大切になります。

無理に変わろうとしなくていい。

自分のことを少しずつ理解して、周囲と歩み寄る方法を選んでいけば大丈夫。

人との関わりが少しでもラクになるように、この記事がその第一歩になれば嬉しいです。

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