【ASD女性の適職】疲れない仕事の見つけ方|在宅ワークで人生が変わった私の体験談

転職活動
私に向いてる仕事って何だろう…毎日疲れ果てるのはもうイヤ
ASD女性でも安心して働ける仕事ってあるのかな?

そんな風に悩んでいませんか?

実は私も、ASD(自閉症スペクトラム)の診断を受けた女性の一人です。

これまでに3回転職をして、最初は「自分には向いてる仕事なんてないんじゃないか」と諦めかけていました。

でも今は、完全在宅勤務で年収も270万円アップし、ストレスなく働けています

この記事では、同じようにASDで仕事に悩む女性に向けて、私の転職体験談と疲れない仕事を見つける具体的な方法をお伝えします。

この記事で分かること

  • ASD女性に本当に向いている仕事・職種15選
  • 疲れない職場環境の見極め方
  • 私が在宅ワークで成功するまでの転職体験談
  • 適職を見つける3つのステップ

適応障害になるほど追い詰められた私でも、今では仕事が楽しいくらいになりました。

あなたにも必ず、安心してできる仕事が見つかります。

一緒に「あなたらしく働ける仕事」を見つけていきましょう
この記事を書いた人
彩音

・ASD×ADHD(精神2級)(ASD寄り)
・双極性障害Ⅱ型
・公務員→障害者雇用→一般雇用→障害者雇用(現在)
・転職エージェント経由で完全在宅の転職に成功
・就労移行支援の利用も2回経験あり
・発達障害でも無理なく働くヒントを発信中。

私がCADオペレーターを選んだ理由|ASD女性の適職選び体験談

まず、私自身の職種選び体験談からお話しします。同じような悩みを抱えている方の参考になればうれしいです。

事務職時代|毎日が苦痛だった理由

ASDの診断を受ける前、私は公務員として働いていました。

周りからは「公務員なんて楽そうでいいね」と言われることもありましたが、実際は毎日が苦痛でした。

公務員で苦しんだこと

  • 電話対応が恐怖:相手の要望を聞き取れず、何度も聞き返す
  • 来客対応でパニック:突然の訪問者に臨機応変に対応できない
  • マルチタスクが無理:複数の業務を同時にこなせずミス連発
  • 雑談に入れない:休憩時間の会話についていけず孤立
  • 曖昧な指示が理解できない:「適当にやっといて」と言われても分からない

特につらかったのは、「みんなができることが私にはできない」という劣等感でした。

「私は社会人として欠陥があるんじゃないか」と毎日自分を責めていました。

そして、ストレスが限界に達して適応障害になり、結局退職することになったんです。

当時は「私には向いてる仕事なんてない」と絶望していました。

ASDの診断を受けて|自分の特性を理解できた

退職後、心療内科を受診してASD(自閉症スペクトラム)の診断を受けました。

最初は「やっぱり私は普通じゃないんだ」とショックでしたが、同時に「今まで苦しかった理由が分かった」という安堵感もありました。

診断を受けて分かった私の特性:

苦手なこと

  • 聴覚処理が苦手:電話や口頭指示の理解に時間がかかる
  • マルチタスクが困難:一度に複数のことができない
  • 変化への対応が苦手:突発的な予定変更でパニックになる
  • 社交的なコミュニケーションが苦手:雑談や空気を読むのが難しい

得意なこと

  • 集中力が高い:興味のあることには何時間でも集中できる
  • ルールを守るのが得意:決められた手順を正確に実行できる
  • パソコン作業が苦にならない:一日中画面に向かっていても平気

診断を受けたことで、「私に合わない仕事を選んでいただけ」ということに気づけました。

そして、自分の特性を活かせる仕事を探すことにしたんです。

なぜCADオペレーターを選んだのか

転職活動では、自分の特性を考慮して新しい職種を探しました。

そして出会ったのが、CADオペレーターの仕事でした。

CADオペレーターは、建築や機械の図面をパソコンで作成する仕事です。

私がこの仕事を選んだ理由:

  1. 完全在宅勤務が可能:出社スタイルで消耗した経験から、家で一人で作業する方がずっと集中できると分かっていた
  2. 昔から図形問題が得意:学生時代から図形を扱うのが好きで、得意分野を活かせると思った
  3. パソコン作業メイン:一日中パソコンに向かっていても苦にならない
  4. 将来的にフリーランスの道もある:会社員が合わなかった場合の選択肢として魅力的だった
  5. 明確な仕様書がある:「何を作ればいいか」が具体的で分かりやすい

結果的に今の会社がとても働きやすいので、フリーランスになる予定はありませんが、「選択肢がある」という安心感も決め手でした。

とはいえ、未経験からCADオペレーターになるのは難しかったので、スクールに通って資格をとり、転職しました。

現在|年収420万円、ストレスフリーで働く毎日

CADオペレーターとして働き始めて2年が経ちますが、毎日が本当に充実しています。

現在の働き方

  • 年収:420万円
  • 勤務時間:9:00-18:00(完全在宅)
  • 休憩:自分のペースで取れる
  • 人間関係:メールとチャットのみ、とてもシンプル
  • 成長実感:スキルアップが目に見えて分かる

以前の事務職では、毎日家に帰るとぐったりしていましたが、今は仕事が終わっても元気です。

「疲れるのが当たり前」だと思っていた働き方が、こんなに変わるなんて正直驚きました。

仕事が楽しいと思える日が来るなんて、昔の私には想像できませんでした。

ASDの私が転職に成功するまでの記事もあるので、よければ見てくださいね。

ASD女性が仕事で疲れやすい3つの理由

私の体験談を読んで、「あるある!」と思った方も多いのではないでしょうか。

ASD女性が一般的な職場で疲れやすいのには、ハッキリとした理由があります。

理由1:カモフラージュによる疲労

ASD女性の多くは、子どもの頃から「周りに合わせること」を無意識に覚えてきています。

カモフラージュの例

  • 本当は疲れているのに、笑顔を作り続ける
  • 雑談の内容が分からなくても、相槌を打って合わせる
  • 混乱していても「大丈夫です」と答えてしまう
  • 本当の気持ちを隠して、「普通の人」を演じ続ける

このカモフラージュは、想像以上にエネルギーを消耗します。

毎日「演技」をし続けているようなもので、家に帰る頃にはぐったりしてしまうんです。

理由2:曖昧なコミュニケーションが苦手

職場では「察して」「適当に」「いい感じで」といった曖昧な指示が多くあります。

ASD女性にとって、これらの曖昧な指示は大きなストレス源です。

曖昧な指示で困ること

  • 「適当にやっといて」→ どのレベルまでやればいいか分からない
  • 「急ぎでお願いします」→ どのくらい急ぎなのか分からない
  • 「いい感じで調整して」→ 何をどう調整すればいいか分からない
  • 「みんなでやろう」→ 自分は何をすればいいか分からない

結果的に、質問するのも申し訳なく感じて一人で悩み、ミスをして自分を責めるという悪循環に陥ってしまいます。

理由3:マルチタスクと突発的な変更

多くの職場では、複数の業務を同時進行したり、急な予定変更に対応することが求められます。

でも、ASD女性にとって、これはとても難しいです。

マルチタスクで起こること

  • 電話対応をしながら資料作成→どちらも中途半端になる
  • 複数の締切を同時管理→優先順位がつけられない
  • 急な会議の準備→パニックになって何もできない
  • 複数の人から同時に指示→何から手をつけていいか分からない

一つのことに集中したいというASDの特性と、職場で求められる柔軟性が合わないのです。

でも、環境を変えることで、これらの問題は大幅に改善できます。

ASD女性に本当に向いている仕事・職種15選

私の体験と、同じASD女性の声を集めて、本当に向いている仕事をまとめました。

在宅でできる専門職

私が最もおすすめするのは、在宅でできる専門職です。

人間関係のストレスを避けながら、スキルを活かせます。

在宅専門職の例

  1. CADオペレーター:建築・機械図面の作成(年収300-500万円)
  2. Webデザイナー:ホームページのデザイン制作(年収250-450万円)
  3. プログラマー:システム開発・コーディング(年収350-600万円)
  4. ライター・編集者:記事執筆・校正(年収200-400万円)
  5. 翻訳者:文書の翻訳業務(年収250-500万円)

これらの仕事の共通点:

  • 一人で集中して作業できる
  • 明確な成果物がある
  • コミュニケーションはメール・チャット中心
  • 自分のペースで働ける
  • 専門性を身につけられる

データ・数字を扱う仕事

ASD女性の多くは、規則性のあるデータや数字を扱うのが得意です。

データ・数字系の仕事

  1. 経理・会計事務:帳簿作成・決算業務(年収250-400万円)
  2. データ入力・分析:数値データの入力・解析(年収200-350万円)
  3. 品質管理・検査:製品の品質チェック(年収250-400万円)
  4. 税理士補助:税務書類の作成補助(年収250-450万円)

向いている理由:

  • 正確性が最も重要視される
  • ルールが明確で迷わない
  • 完璧主義が評価される
  • 一人で黙々と作業できる

ルーチンワーク中心の仕事

決まった手順で安心して働けるルーチンワークも、ASD女性には向いています。

ルーチンワーク系の仕事

  1. 図書館司書:本の貸出・整理業務(年収200-350万円)
  2. 製造・組立作業:工場での組立・検査(年収200-300万円)
  3. 清掃業務:オフィス・施設の清掃(年収180-280万円)

向いている理由:

  • 予測可能で安心できる
  • マニュアルが明確
  • 急な変更が少ない
  • 一人の時間が多い

専門知識を活かす仕事

特定の分野に深い興味がある場合は、その専門性を活かせます。

専門知識系の仕事

  1. 研究職・技術職:企業や大学での研究(年収300-600万円)
  2. 薬剤師:調剤・服薬指導(年収400-600万円)

向いている理由:

  • 深い知識が活かせる
  • 論理的思考が重要
  • 正確性が求められる
  • 専門性で評価される
この中で少しでも「面白そう」と思ったものがあれば、それがあなたの適職かもしれません。

【重要】ASD女性が避けるべき仕事・職場

向いている仕事と同じくらい大切なのが、「避けるべき仕事」を知ることです。

私自身、一般雇用で苦労した経験から、これらの仕事は正直おすすめできません。

避けるべき職種

ASD女性が苦労しやすい職種

  • 営業職:コミュニケーション力と臨機応変さが重要
  • 接客・販売:お客様の気持ちを瞬時に読み取る必要
  • コールセンター:電話対応とマルチタスクが中心
  • イベント企画:突発的な対応と調整が多い
  • 人事・総務:社内調整と曖昧な業務が多い
  • 看護師:緊急対応とマルチタスクが日常

避けるべき職場環境

職種だけでなく、職場環境も重要なポイントです。

注意したい職場環境

  • 「アットホームな職場」:距離感が近すぎて疲れる
  • 「チームワーク重視」:個人作業が少ない
  • 「臨機応変な対応」:急な変更が多い
  • 「コミュニケーション重視」:雑談スキルが必要
  • 「飲み会多数」:強制参加のプレッシャー

求人票で見極めるポイント

求人票の表現から、職場環境をある程度予測できます。

要注意の表現

  • 「明るく元気な方歓迎」→ テンションの高さを求められる
  • 「積極的にコミュニケーションを取れる方」→ 雑談力が必要
  • 「マルチタスクができる方」→ 複数業務の同時進行
  • 「柔軟な対応ができる方」→ 曖昧な指示が多い

好ましい表現

  • 「個人作業中心」→ 人間関係のストレスが少ない
  • 「マニュアル完備」→ 手順が明確
  • 「在宅勤務可」→ 環境を選べる
  • 「未経験歓迎」→ 丁寧な指導が期待できる
「この仕事は私には無理」とはっきり線引きすることも、とても大切です。

自分に合った仕事を見つけるために

ASD女性が自分に合った仕事を見つけるために、まず大切なのは自分の特性を理解することです。

私の場合は、以下のような流れで適職を見つけることができました:

適職を見つけるステップ

  1. 自分の得意・苦手を整理する:図形が得意、パソコン作業が苦にならない
  2. 避けたい環境を明確にする:電話対応、マルチタスク、雑談
  3. 理想の働き方を考える:在宅、一人作業、明確な指示
  4. 特性に合う職種を探す:CADオペレーター、データ入力、プログラマーなど
  5. 実際に働いてみる:最初は完璧でなくても、合う職場は必ずある

まとめ:無理に合わせず、「私に合う働き方」を選ぼう

ASD女性にとって、「普通の職場」「みんなの当たり前」は、思っている以上に大きなストレスとなることがあります。

  • 質問したいけど「迷惑かも」と思って一人で抱え込む
  • 完璧主義で自分を責めすぎて疲れ切ってしまう
  • 雑談に入れず、いつも孤立感を感じている
  • 相手の顔色を気にしすぎて、本来の力を発揮できない

でも、それはあなたのせいではありません

今までの職場や仕事が、あなたの特性に合っていなかっただけです。

だからこそ、これからは「無理に合わせる」から「私に合わせた仕事」へ少しずつシフトしていきましょう。

私自身、事務職で苦労していた頃は「私には向いてる仕事なんてない」と思っていました。

でも今では、CADオペレーターとして在宅で働き、年収も上がって、毎日充実しています。

「疲れるのが当たり前」だと思っていた働き方が、こんなに変わるなんて正直驚きました。

あなたにも必ず、安心してできる仕事があります。

まずは自分の特性を理解することから始めて、少しずつ理想の働き方に近づいていってください。

ラクに働ける仕事は必ずあります。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。あなたにもきっと、理想の働き方が見つかります。

在宅ワークのメリットや、一人でできる仕事についての記事も、良ければ読んでみてくださいね。

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